半坪ビオトープの日記


ゴールデンウィークには箱根に行き、初日に強羅公園を散策した。公園は大正13年に開園したフランス式整型庭園で、噴水を中心に左右対称に設計され、大小の岩石が多く配置されているので’東洋のロックガーデン’とも呼ばれてきたという。

園内に入りすぐ目に付くのは、台湾中部以北原産のアカボシシャクナゲ(Rhododendron hyperythrum) 。高さ2.4mになる低木。蕾のときは桃色だが咲くと白色ないし淡桃色で、花弁に赤い点がある。
花期は4〜5月。暑さに大変強いので、接ぎ木の台木用として大量生産されている。

こちらの花は、トウゴクミツバツツジ(R. wadanum) 。本州中部以北に自生するツツジで、5個の雄しべをもつミツバツツジ(R. dilatatum) と違い、雄しべが10個ある。