半坪ビオトープの日記


鮮やかな黄色のツバキは、キンカチャ(金花茶、Camellia chrysantha) という。1965年に発表された新種で、ツバキ属では黄色の花がそれまで知られていなかったので注目された。
中国の広西チワン族自治区の原産で、その後、中国では黄色のツバキが十種ほど発見されているという。

日本には1980年頃に渡来し、その後、このキンカチャと日本の白いツバキを掛け合わせて何種もの黄花椿が発表されているが、どれもキンカチャの鮮やかな黄色には程遠い。

花径は4cmほどで、葉はチャ(茶、Camellia sinensis)に似ている。