2010-05-01 ■ 花 花 花の形が笠をかぶった踊り子の姿を思わせるのでその名がついたこの花は、オドリコソウ属のオドリコソウ(Lamium album var. barbatum) という。 ラミウムという属名は、プリニウスによって用いられたラテン名で、ギリシア語 laimos(喉)に由来し、花筒部が長く伸びていることにちなむ。 東アジアの温帯に広く分布する多年草で、高さは40cmほどになる。花は白色または淡紅紫色の唇形。上唇は平たいかぶと形で、下唇は3裂する。 花期は4〜6月。日本全国の野原、道端に咲く。