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細長い小花をたくさん咲かせているのは、トネリコ属のアオダモ（Praxinus lanuginosa) という。全国の山地に広く分布する落葉高木で、街路樹や公園木にも利用される。

花期は４〜５月。円錐花序に細く４弁に分かれた花を多数咲かせる。材質は堅くて粘りがあり、野球のバットやスキー板、テニスラケットにも使われる。

アオダモ（青梻）の青の由来は、雨上がりに樹皮が緑青色になること、枝を水に浸けると水が青い蛍光色になること、青い染料に利用されたことによるといわれる。