半坪ビオトープの日記


ノウゼンカズラを小ぶりにしたようなこの花は、テコマリア・カペンシス(Tecomaria capensis) という。属名は、近縁の属 Tecoma に由来する。
和名は、ヒメノウゼンカズラといい、ノウゼンカズラ科ではあるがノウゼンカズラ(Campsis grandiflora) とは属が違う。英名は、Cape honeysuckle という。明治末年に渡来した。

南アフリカ原産の半つる性低木。葉は奇数羽状複葉で、鋸歯縁の小葉は7〜9枚。初夏から晩秋にかけて、頂生の総状花序に10花以上つける。
長さ5cmほどの花冠はロート形で少し湾曲し、上下2唇をなす。花色は鮮やかな橙赤色または緋色で人目を引く。