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伊豆の国市にある伊豆長岡温泉は狩野川沿いにあり、富士山も間近に眺めることができる。
近くの伊豆洋らんパークは、年間５００種２万株の花が咲き乱れるらん室や熱帯植物室があり、全天候型で一年中鑑賞できる。

入口には世界最大のげっ歯類（ネズミ）のカピパラが寝そべっていたり、ミーアキャットが愛嬌のあるポーズを見せていた。
見た目が可愛いミーアキャットではあるが、意外にも性格凶暴で、動物界のギャングと呼ばれていることはあまり知られてはいない。

らん室には色とりどりのラン類が数え切れないほど揃っていたが、これからいくつかを取り上げていく。
まず最初の花は、バスコスティリス・タイ・スカイ（× Vascostylis Thai Sky) という人工属の花である。
アスコケントルム属（Ascocentrum) とリンコスティリス属（Rhynchostylis) とバンダ属（Vanda) の３属間交配種で、おもにブルー系の花が１９６３年から登録されている。