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久しぶりに板橋区立赤塚植物園にでかけた。秋の花もほとんど終わり、残って咲いているものはわずかだった。
大きな群落を作り、黄色の花をまだ盛んに咲かせていたのは、イソギク（磯菊、Chrysanthemum pacificum) 。

関東地方南部から静岡県御前崎までの海岸近くの崖に分布する。葉の裏は銀白色、花期は１０〜１１月。
止まってゆっくり羽をはばたかせているのは、コミスジ。子供の頃、この近くに蝶の採集によく来たものだが、その頃にはコミスジのほか、ゴマダラチョウやオオムラサキも飛んでいた。

こちらの白菊はノジギク（C. occidentalijaponense) という。兵庫県以西、四国、九州の海岸の崖に生える。