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葉が銀白色の毛に縁どられて際立ち、黄色の小花を咲かせているのは、キク属のイソギク（磯菊、Chrysenthemum pacificum) という。種名の pacificum とは、穏やかな、平和なという意味である。
千葉県の犬吠埼から静岡県の御前崎までの海岸の崖に自生する日本特産の菊である。
葉の裏には銀白色の毛が密生する。舌状花はなく、筒状花だけの頭花が多数散房状につく。高さ３０〜４０ｃｍで、１０〜１１月に咲き、鉢植えや花壇に植えられる。