半坪ビオトープの日記

ネリネ・ボウデニー

ホンアマリリスネリネの交雑種、アマリネを先日(11月17日)紹介したが、そのネリネを見つけた。ヒガンバナ科ネリネ属のボウデニー(Nerine boudenii) という。属名は、ギリシャ神話の水の妖精、ネリネ(Nerine) の名にちなみ、種名は、人名にちなむ。
この属の30種ほどの花すべてが南アフリカに分布する。別名、ダイアモンドリリーともいう。ネリネ・ボウデニーは1904年にイギリスに紹介され、日本には1912年に渡来した。
この属ではヒガンバナ同様、花後に葉を出す種が多いが、このボウデニーは耐寒性があり常緑である。花期は10月から11月とされるが、まだ元気に咲いていた。
50cmほどの花茎の先の花序は径25cmあり、十個ほどの桃色の小花を花火のようにつけて美しい。花被片は細く波状をして先は反転する。