半坪ビオトープの日記


この赤い実は、キイチゴ属のフユイチゴ(Rubus buergeri) 。ルブスという属名は、ラテン語 ruber(赤い)に由来し、赤い実にちなむ。種名のビュルゲリは、シーボルトの助手として長崎の出島に滞在したドイツ人ビュルガーの名にちなむ。

西日本、台湾、中国の暖帯に分布する常緑のつる性低木。花期は9〜10月で、果実は冬に鮮やかに赤く熟し食べられる。

こちらの赤い実は、ガマズミ属のハクサンボク(白山木、Viburnum japonicum) 。山口県、九州、沖縄、台湾に分布する常緑の低木ないし小高木。
花期は4〜5月で、白い花を集散花序に咲かせる。果実は11〜12月に赤く熟す。