半坪ビオトープの日記


この風変わりな花は、ヒガンバナ科ハエマンツス属のアルビフロス(Haemanthus albiflos) 、和名をマユハケオモトという。属名は、ギリシア語 haima(血)と anthos(花)に由来し、ある種の花の色にちなむ。

マユハケオモトの花色は白だが、ほかの種の花色はほとんど赤い。南アフリカ南部に広く分布し、葉は厚く、長楕円形で長さ20cmほどになる。

10月頃、太い花茎の先に多数の細かい花を散形花序につける。日本には明治初年に渡来し、花序の形から眉刷毛が連想され、和名がつけられた。