半坪ビオトープの日記


ユキノシタに似た葉の間から長い花茎を伸ばし小さな花をたくさん咲かせているのは、ユキノシタ科ホイヘラ属のツボサンゴ(Heuchera sanguinea) という。属名は、ヴィッテンベルクの医学教授ホイハーの名にちなむ。和名は、ツボサンゴ属という。

メキシコ北部からアリゾナ州にかけて分布する宿根草で、鉢花あるいは花壇の植え込みにする。夏の高温と乾燥が苦手だが、寒さに強く育てやすい。

釣鐘状の花形から、英名は coralbells という。花色は赤が基本だが、白、桃色、深紅色など多く、葉色も緑のほか赤味を帯びたものなど、園芸品種がいろいろと作出されている。