半坪ビオトープの日記


目白の森のトンボ池のあるトンボ広場には、クスノキの根を利用したオブジェが置かれている。

その脇の岩の陰には、キツネノカミソリ(Licoris sanguinea) が咲いていた。本州、四国、九州、朝鮮半島の山野に自生する多年草
リコリス属の和名がヒガンバナ属というように、ヒガンバナと類似点が多い。葉の形、花と葉を別々に出すところ、有毒植物である点はヒガンバナと共通するが、花の色と形、葉と花を出す時期は異なる。

キツネノカミソリは春に葉を出し、夏には葉が枯れて40cmほどの花茎を出し、8月中旬に咲きだす。