半坪ビオトープの日記


和名をヒメコスモスというように、コスモスを小さくしたようなこの花は、ブラキスコメ属のイベリディフォリア(Brachyscome iberidifolia) という。属名は、ギリシア語 brachys(短い)とkome(束毛)に由来し、冠毛にちなむ。ブラキカムともいう。
イベリディフォリアはオーストラリア原産の耐寒性秋播き一年草で、4月から5月に咲くが、高温多湿に弱く夏を越せない。葉は細い糸葉で、明治に渡来した。花色には白、ピンク、淡青、淡青紫などがある。

別名、ヒメヨメナ(姫嫁菜)というようにヨメナに似た葉をしたアングスティフォリア(B. angustifolia) もある。

春菊のような羽状の葉をした黄色の花もある。

マウナディライトという園芸品種は、剣先のように葉の先が割れている。