半坪ビオトープの日記


ハーブの女王ともいわれ、その芳香と薬効で古くから愛されてきたのがラベンダーである。これは英名でイングリッシュ・ラベンダー(English lavender) といわれる、ラウァンドゥラ・アングスティフォリア(Lavandula angustifolia) という。属名は、ラテン語 lavo(洗う)に由来し、ラベンダー香水(lavender water)に用いられることにちなむ。地中海沿岸に分布し、鑑賞あるいは香料用に広く栽培される。

これはフレンチ・ラベンダーとも呼ばれる、ストエカス(L. stoechas) という種で、やはり地中海沿岸が原産地である。花穂の先にウサギの耳のような花弁状の苞が目立つことが特徴である。

ラベンダーは園芸品種が多く、これもよく見かけるラベンダーである。