半坪ビオトープの日記


スイセンは地中海沿岸を中心にしたヨーロッパ原産種が30種以上知られ、東アジアにはかなり古くに伝わったといわれる。園芸品種はイギリスを中心にオランダ、オーストラリア、アメリカなどで盛んに育成され、今では2万種以上あるそうだ。
イギリス王立園芸協会の区分法がもっとも有名で、ラッパズイセン(01)やクチベニスイセン(09)など13区分に分けられる。
これは第11区分のスプリットコロナ・スイセン(Split Corona Daffodil cultivars) といわれる大杯スイセンの一種で、副花冠が深く(3分の1以上)裂けて花弁と対になったもので、バタフライスイセンともカラー(襟)スイセンとも呼ばれる。
園芸品種にはいろいろあるが、オランジェリー(Orangery) という品種と思われる。