半坪ビオトープの日記


生命力旺盛で、最近特に爆発的に増殖して脅威となっているのが、ケシ属のナガミヒナゲシ(Papaver dubium) である。地中海沿岸から中欧原産の一年草で、1961年に東京の世田谷区で初めて確認された帰化植物

アルカリ性土壌を好むらしく、コンクリートによってアルカリ化した道路脇に繁茂し、4月から5月にかけて急速に成長して肉色の花を咲かせると、長い円筒状の螬果の中に細かい種子をびっしりと実らせる。見かけたら片っぱしから駆除しないと、数年後には大変なことになること請け合いだ。