半坪ビオトープの日記


先月見かけたこの花は、ヒルガオ科のコンウォルウルス・クネオルム(Convolvurus cneorum) という。属名は、ラテン語 convolvo(巻きつく)に由来し、多くの種がつる性であることにちなむ。和名はセイヨウヒルガオ属という。
北アフリカ原産の常緑多年草で、春先には葉が淡い銀緑色で美しい。この通称コンボルブルス・クネオルムはつる性ではなく、花期は5〜8月。

このブルーコンパクタという青色の園芸品種は、コンボルブルス・サバティウス(C. sabatius) から改良されてできた。

仲間のセイヨウヒルガオ(Convolvurus arvensis) は、戦後日本に渡来して全国の畑に広がり嫌われる雑草であり、ヒルガオより小さい。
このヒルガオ属のヒルガオ(Calystegia japonica) は、日本全国、朝鮮半島、中国の温帯地域に自生していて、都会でもよく見かける。