半坪ビオトープの日記


イギリス王立園芸協会によるスイセンの13区分は、さらに花被片と副花冠の色によって細分されている。色は、W・Y・O・P・R・Gの6色で、区分と合わせて表記する。例えば、先日(2月28日)のオランジェリーは、11aW−Yとなる。a は、たまたま第11区分が a と b に分かれているうちの a を示す。
また、職場の庭に咲いていた上の大杯スイセン(Large-cupped narcissi) は、第2区分で花被片が白、副花冠がオレンジ色なので、02W−Oと表記する。
家の近くで見かけた下の大杯スイセンは、副花冠が黄色なので、02W−Yと表記する。スイセンの園芸品種は一万種を越えていて、今でも増え続けているので、品種名を特定することは難しい。せめて区分法でも知っておくとよいだろう。
ちなみに、大杯スイセンの特徴は、1茎1花で、副花冠が花被片の3分の1以上であるが、花被片より短いもの、とされている。