半坪ビオトープの日記


半坪ビオトープの池の周りの二本のツバキが満開で、咲き終わった花が次々と池に落ち、水面がほとんど隠れてしまった。ツバキは、昭和初期作出の「大虹」という品種で、江戸古種「明石潟」の白斑変異種である。花径10cmはある極大輪の八重で、狭い所にかかわらず毎年多くの花を咲かす。
池に残したヤマアカガエルの二つ目の卵塊は、どうやら未受精卵らしく一向に孵化しないままである。雨が降ると鳴いていたカエルの声もすっかり聞こえなくなってしまった。
一方、水槽で孵化したオタマジャクシはようやくホウレンソウを食べ始め、順調にすくすく育っている。食べカスとフンで汚れた水を随時入れ替えなければならず、これから数カ月は忙しくなる。