半坪ビオトープの日記

去年はメスのシロが産卵した後、数日で鳴かなくなっていたはずだが、今年は産卵後2週間たってもまだ、ヤマアカガエルのオスのアカはケロロケロロと鳴き続けている。鳴き声はややかすれてきてクアアアアクアアとかクエエクエエエとも聞こえる。雨が降っている移動日和なので、ほかにもメスが来ないかと張り切っているのかもしれない。
水槽の卵塊からの孵化も進んでいて、すでに頭が丸くなってオタマジャクシらしくなっているものもいる。しかし、孵化の途中で池から水槽に移したために、最初の棒状のオタマジャクシのまま息絶えたように動かないものもいくつか見られる。
卵塊の寒天質を食べてくれれば当分順調に育つはずなのだが、遠くはなれて水槽の隅で群がっているものが多いので、早くも茹でたホウレンソウを少し与えてみた。
写真は3日前の池の様子。はびこるセリと落ちたツバキの花で大小四つの池はどれも水面がほとんど見えない。真ん中の大池のすぐ奥の小さい池で卵塊を見つけた。