半坪ビオトープの日記


多くの園芸品種が知られるプリムラの中で、ボリューム感があって最も鉢植えに向くのが、プリムラ・オブコニカ(P. obconica) である。
中国西部からヒマラヤにかけて分布する。葉にまばらに毛が生え、この毛がしばしばプリミンを含む腺毛となり、人によってはかぶれるので注意が必要である。英名には、poison primrose とそのものずばり毒桜草との呼称もある。
和名は四季咲き桜草、別名は常盤草といい、12月〜5月までと花期が長い。花色も多彩で落ち着いた色調が多く、とても上品な感じがして人気がある。
夏の暑さには強いが冬の寒さには弱いので、冬に室内で育てる場合には暖房は控え目にするとよい。