半坪ビオトープの日記


プリムラサクラソウ)属の花は、サクラソウクリンソウ、エゾコザクラなど、日本にも20種ほど自生する。
野生のプリムラの雰囲気を持つこの花は、プリムラ・プラエニテンス(Primula praenitens) という。和名はカンザクラ、別名はチュウカサクラソウという。中国の四川省原産で、高さは20cmほどになる。10cmほどの葉は浅裂し、葉の裏面と茎は赤味を帯びる。
花茎は直立し数花の散形花序を2〜3段咲かす。野生種は淡藤色から桃赤色に変化する。花冠の縁がギザギザになるものや、葉が縮れてシダのような葉になるもの、八重咲き、白花種など、多くの園芸品種がある。