半坪ビオトープの日記


花の改良には、色の多彩化、見栄えのする大型化のほかに、可愛らしさを求めて小型化もある。日本の坂田種苗が交雑させて作りだしたミニ化の傑作が、このプリムラ・ジュリアン(Primula juliae hybrida)である。
コーカサス原産の紫紅色の小型種ジュリアエとポリアンサなどとの交雑種で、ポリアンサと同じく花色に富んでいる。
12月〜5月までと花期が長く、ポリアンサよりも寒さに強いので、寄せ植えなど広く親しまれている。