半坪ビオトープの日記


花冠の筒部が赤色で先端が黄色と鮮やかな配色のこの花は、アカネ科マネッティア属のインフラタ(Manettia inflata) という。属名は、イタリアの医師でフィレンツェ植物園の園長を務めたマネッティの名にちなむ。
英名は、firecracker vine(爆竹つる草)という。和名は、カエンソウ属のアラゲカエンソウ(荒毛火焔草)となっているが、一般にはマネッチア(マネッティア)と呼ばれる。
パラグアイウルグアイ原産のつる性草本で、クリスマスの時期にツリー仕立てで出回る。日本には江戸時代に渡来した。花は葉腋に単生し、長さは2cmほどである。花冠の基部がふくれ粗毛が多い。比較的丈夫で暖地では越冬する。花期は6〜8月とされるが一年中咲くようだ。