半坪ビオトープの日記


この白い花は、先月下旬近所で見かけた、マダガスカルジャスミン(Stephanotis floribunda) 。モクセイ科ヤスミヌム属のジャスミンによく似るが、ガガイモ科ステファノティス属である。属名は、ギリシア語 stephanos (冠) と ous(耳)に由来し、花冠に5個の耳状付属物(副花冠)があることにちなむ。
マダガスカル原産の常緑多年性のつる植物で、葉は対生、卵形で厚く、暗緑色で光沢がある。

いわゆるジャスミンとは全く違う植物だが、花の形や香りが似ている。和名は、シタキソウ属のマダガスカルジャスミンという。
花期は5月から9月。花色が純白で芳香があるため、ウェディングブーケやコサージュによく用いられ、ハナヨメバナ(花嫁花)とも呼ばれる。