半坪ビオトープの日記


この前ソシンロウバイを取り上げたが、家の近くでもロウバイ(蠟梅、Chimonanthus praecox)の花が咲いているのを見つけた。花全体が黄色のソシンロウバイと違い、花被片の内側は暗紫色を呈する。
和名は漢名の音読みで、花弁の色が蜜蠟に似るからとも、また蠟月(陰暦12月)に咲く花が梅に似るからともいわれる。古名はカラウメ(唐梅)という。
高さ2〜5mの落葉低木でよく分枝する。花径は約2cm、雄しべは数個、雌しべは筒型の花托の中に多数あり、花後、花托は大きくなって長卵形の偽果となり、中に紫褐色のそう果が多数できる。