半坪ビオトープの日記

トウネズミモチ

6〜7月頃に白い小花をたくさん咲かせていたイボタノキ属のトウネズミモチ(Ligustrum lucidum) が、ネズミの糞に似た黒い実を枝先いっぱいにつけている。中国原産で、日本および中国原産のネズミモチ(L. japonicum) より、花序が大きかった分、実の房もかなり大きい。実は径6mm、長さ10mmとネズミモチより少し大きい。
ヒヨドリなどの野鳥が好んでついばみ、あちこちに黒い糞や種をばらまくので迷惑千万の雑木ともいえるが、青空を背にたわわに実った姿には強い生命力を感じる。
子供の頃にこの実を飛ばしてよく遊んだことを思い出す。