半坪ビオトープの日記

ストレリチア・レギナエ

極楽鳥花という別名の通り、きらびやかな雰囲気を醸し出すこの花は、ストレリチア属のレギーネ(Strelitzia reginae)という。属名は、イギリスのジョージ3世の妃になった公爵メクレンブルク・ストレッツ家に由来する。種名のレギーネは、「女王の」の意味で風格のある花に似つかわしい。和名はゴクラクチョウカで、英名は bird-of-paradise という。
南アフリカ原産の多年草で、高さ1mほどになる。円柱状の長い花茎の先に長さ20cmの苞が横に付き、中から数個の花が立ってくるが、外花被片は橙黄色、内花被片は紫青色であり、配色が素晴らしい。
1花が1か月も咲き続けるほど花もちがよいので、主に切り花用に温室栽培されて年中出回っているが、これは庭に置かれた鉢植えだった。