半坪ビオトープの日記

グロクシニア・シーマニア

シーマニア(Seemannia)という名で流通しているこの花は、イワタバコ科グロクシニア属のシルヴァティカ(Gloxinia sylvatica)という。属名は、医師で植物学者のドイツのグロクシンの名にちなむ。シーマニアとは、昔シーマニア属に分類されていたためで、今はない。
ペルー、ボリビアの森林に生える多年草。秋から春まで長期間開花し続けるが、冬でも15度以上が必要なので室内または温室で栽培される。
深緑色の細長い葉に橙赤色の筒状の花が際立つ。筒部の先端は軽く5裂し、中は黄色で斑紋が見える。