半坪ビオトープの日記

キンミズヒキ

黄色のトラノオに似た花はバラ科キンミズヒキ属のキンミズヒキ(Agrimonia pilosa) という。日本全国の山野に普通に見られ、中国、ヒマラヤにも分布する。
7月〜10月、1m程の花茎の先に5弁の小さな花を総状に咲かせる。羽状複葉の小葉の大きさはまちまちである。果実を包む萼に刺があり、これが動物の体について広がる。
乾燥した生薬は龍牙草といい、止血・抗菌・鎮痛作用があり、止血・健胃・下痢止めに使う。
また、春先の若芽や若葉をゆでて水にさらし、おひたしや和え物、汁の実として食用にできる。