半坪ビオトープの日記

ベニバナサルビア

この花は和名ではベニバナサルビアといい、一般的なサルビア・スプレンデンスによく似ていて、コッキネア(Salvia coccinea) という。最近、花壇にはこの花が多いが、スプレンデンスと比べると、こちらの方が全体にひ弱な感じがし、葉が細長い披針形で薄い。一方、スプレンデンスの葉は丸みのある心型(卵型)で、分厚く葉脈もはっきり浮き出ている。
ブラジル原産のスプレンデンスはヨーロッパに1822年に入ったが、南北アメリカ大陸原産のこちらは、1772年に入っていて、日本には明治12年に渡来したという。
別名、テキサスセージといい、白色や薄桃色の園芸品種も美しい。