半坪ビオトープの日記

サンタンカ

この花はアカネ科イクソラ属のキネンシス(Ixora chinensis) で、和名をサンタンカ(山丹花)という。中国、マレーシア原産で高さ1mほどになる常緑低木。
属名の由来には諸説あるが、一説によれば、シヴァ神を意味するサンスクリット語の Iswara のポルトガル語訳に由来し、マラバール地方でシヴァ神にこの花を供えたことにちなむという。
江戸中期に沖縄経由で中国から渡来し、当時は三段花と呼ばれ、九州や沖縄に多い。真っ赤な集散花序が美しく、鉢植えも好まれる。花弁は4枚である。