半坪ビオトープの日記


園芸店で一般にアスターの名で売られているのは、カリステフス属のキネンシス(Callistephus chinensis) で、和名はエゾギク属のエゾギクという。
中国北部から西チベットにかけて分布し、日本には江戸時代中期に伝わった。花期は6〜9月で、この花は7月に見かけた。
心花は黄色で、辺花は紫色から淡紅色や赤色があり、従来から仏花として、盆と秋の彼岸用によく利用されてきた。

こちらの風変わりな花は、テンニンギク(天人菊、Gaillardia pulchella) という。北アメリカ東南部からメキシコ北部にかけて分布する。
舌状花の先端部は黄色、基部と筒状花は紫紅色で、その配色が鮮やかである。この花の舌状花はまばらだが、普通は20数枚あり全円となる。
花期は7〜10月で、この花も10月初旬に見かけた。