半坪ビオトープの日記


週末に秩父の温泉に出かけた。10日ほど前に秩父の夜祭があったわけだが、その余韻は感じられず静かな町に戻っていた。
関東でも指折りの古社の一つで、知知夫国の総鎮守として二千年以上もの長い間祀られてきた秩父神社

現在の権現造りの社殿は徳川家康が再建したものという。
神社の社殿の周りには、極彩色の彫刻が施されていた。特に有名なのは、江戸の名工・左甚五郎が彫ったとされる「つなぎの龍」。

昔、少林寺の近くの天ケ池に棲みついた龍が暴れた際には、必ずこの彫刻の下に水溜りができていた。そこでこの龍の彫り物を鎖で繋ぐと、龍は二度と暴れなくなった、という伝説がある。
この青龍は、社殿の東北(表鬼門)を守護している。