半坪ビオトープの日記


セネキオ属のシロタエギクに似たシルバーリーフに、黄色いアザミのような花を咲かせているのは、ケンタウレア・キャンディディッシマ(Centaurea candidissima) の’マジックシルバー’(Magic silver) という園芸品種である。
ケンタウレア属の和名はヤグルマギク属で、紫色の矢車菊(Centaurea cyanus、矢車草)がよく知られているが、赤色や桃色のほか黄色の種類もいくつかあり、セントーレア属ともいう。

目白の森の近くで見かけた、このキャンディディッシマは、ヨーロッパ原産の耐寒性多年草で、別名シュッコンヤグルマギクとも呼ばれる。
花期は5〜8月で、花径4cmほどの鮮やかな黄色の花を咲かせる。

こちらがよく見かけるセネキオ属のシロタエギク(Senecio bicolor) で、シルバーリーフの羽状の切れ込みはかなり深く、頭花には普通のキクのように中心に筒状花があり、その廻りに舌状花がある。