半坪ビオトープの日記

クササンタンカ

星型のくっきりとした小さな花をたくさんつけるこの花は、アカネ科ペンタス属のランケオラタ(Pentas lanceolata)という。属名は、ギリシア語 Pente (5)に由来し、花の各部が5個からなることにちなむ。和名は、サンタンカ(山丹花)の花に似て草本であることに由来し、クササンタンカという。
東熱帯アフリカ及びアラビア半島南部が原産地で、常緑の多年草あるいは半低木で基部は木質化する。星型の花径は15mmほどで、6〜10月と花期が長い。花色は赤、桃、白が基本だが、園芸品種は覆輪も含めいろいろ出回っている。園芸上はペンタスで流通している。
今では和名のもとになったサンタンカより多く栽培され、あちこちの軒先で見かけられる。