半坪ビオトープの日記

ガザニア

色と形が勲章に似ていることからクンショウギクとも呼ばれるのは、ガザニア(Gazania)属の花である。属名は、ギリシアアリストテレスなどの著作をラテン語に翻訳した、ガザのテオドールの名にちなむ。
この属の花は南アフリカ原産で16種ほど知られる。はじめクンショウギクと呼ばれたのは、リネアリス(Gazania linearis) だが、園芸品種はパヴォニア(pavonia)、リゲンス(rigens) など数種をもとに多数交配されている。
生育旺盛で、草丈20〜30cm、多花性で頭花は径5〜10cm、5月から咲き始め7月末まで咲く。花色は橙赤、黄、白が基本で、黒褐色の輪状の斑紋が入るものもある。