半坪ビオトープの日記

マーモット

岩場を越えると岩のかけらの多いガレ場を通り、行く手にシャルラノン峰の尾根(2273m)を見る。
道端には、イブキジャコウソウ属の赤いティムス・ポリトゥリクス(Thymus polytrichus)や、ミヤコグサ属の黄色いロトゥス・アルピヌス(Lotus alpinus)や、白いシレネ・ルペストゥリス(Silene rupestris)などが咲き乱れている。
右上の動物は、アルプスマーモット(Marmota marmota)。見つけたと思ったら、飛び跳ねるようにして逃げていった。アルプスにはシカやカモシカなど野生の動物がたくさん生息しているけれども、ハイキングコースでは滅多にお目にかかれない。
中ではこのマーモットが最も多く見かけられるとはいえ、すぐ逃げるのでピントが中々合わず、撮影するのは難しい。大きさは尾を入れず50〜60cm位だ。