半坪ビオトープの日記

ミスミソウ(三角草)

キンポウゲ科ミスミソウ属。和名は、3裂する葉の形に由来する。雪の残る頃に開花するので、別名ユキワリソウともいうが、一般的にはユキワリソウ(雪割草)といえば、高山に咲く濃いピンクのサクラソウ属の花を指す。
落葉広葉樹林などに生える高さ5cm以上の多年草。早春に白色あるいは淡紫色の小さな花をつける。萼片は花びら状で6から9個あり、花弁はない。本州、九州に分布する。
スハマソウとともに色の変化が多いことから、山野草愛好家に人気があり、盗掘が絶えず自生地が激減しているといわれ、準絶滅危惧種(NT)に指定されている。