半坪ビオトープの日記

モンシロチョウ初見日

モンシロチョウが、オオイヌノフグリの咲き乱れる陽だまりをひらひらと舞い、オニノゲシの花に止まった。まだ2月22日なので、東京(中野区)では記録的に早い初見日だと思われる。
アザミのようなとげとげしい葉をまとい、タンポポのような黄色い花を咲かせるオニノゲシは、ハルノノゲシに似ているが全体にがっしりしていて、羽状に切れ込む葉の裂片の刺は鋭く、触るとかなり痛い。
ヨーロッパ原産の2年草で、明治時代に渡来し、荒地や道端によく生えている。ハルノノゲシもオニノゲシも、ともにヨーロッパ(スイス)ではいたるところに生えているのだが、オニノゲシのみ帰化植物とされている。日本での花期は普通3月から10月である。