半坪ビオトープの日記

2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧

2種類のバッタを手に入れた。2cmの大きいほうは、一瞬イナゴかと思いもしたが、トノサマバッタかクルマバッタの3令の幼虫だろう。小さいほうは1cmのオンブバッタの幼虫で2匹。これは写っていない。仲間入りとはいえ、こちらは子ガエルのえさになれ…

池の周りにたくさん生えていたユキノシタやセリなどが、ほとんど毛虫に食べられて無残な姿をさらしている。そんななか、中央池のほとりにぽつんと一つ、ダイコンソウの可憐な花が咲いた。母ガエルが右の池にいた。すっかりこの池を住処にしている。子ガエル…

池に浮いているキウイの葉の上に弟ガエルがちょこんと座っている。上陸直後でまだ尾の残りが少し見える。兄ガエルの大きいものと比べると身長で半分、体格は四分の一位だ。

一週間ほど前に亜成体(兄ガエル)を放したときに色々なポーズをとった。最も表現力豊かだったのがこのカエルだ。これからも自己主張していくだろう。

今日も父ガエル、兄ガエルと弟ガエルを数匹見かけた。網の外で小さな弟ガエルを2匹見つけ保護した。小さくて網を通り抜けるのか網の下を潜り抜けたのかわからないが、とにかくこの2匹は飼育箱に移した。池に浮かぶキウイの葉にカエルが休んでいた。その脇…

今日はヤマアカガエルの親ガエルを2匹同時に見つけた。今日始めて見つけたカエルがやや大きく赤みが強い。つまり、今まで見かけた親ガエルがすべて父親ガエルで、今日始めて見つけたカエルが母親ガエルであることが確かめられた。6月18日の父親と今日の…

次から次へと上陸するようになり、順番がわからなくなった。変態直後は黒くてまだ尾の名残があり、それがだんだん消えて2週間ほどで親のアカガエルとそっくりの亜成体となる。今日は親ガエルも亜成体も変態直後のカエルも見かけて感慨も一入だ。当面の呼び…

既に3匹は上陸しているのだが、黒くて見分けはつかない。一応2号とした。これはメロンを目の前にして構えている。ナメクジやダンゴムシもいるが、ショウジョウバエを狙っているのだろう。たくましい限りだ。それにしても、すっかりアカガエルになった亜成…

キウイを伐採した日に見つけたのが、このアカシマサシガメ。数年前、冬の新宿御苑で大木の樹皮の下に数十匹、このアカシマサシガメが寄り添っているのを見つけたときは壮観だった。日本のサシガメ科は約40種、その中で一番美しい。それがわが庭にたった一…

小さな池で粗食に耐え、ゆっくりと育ってきたオタマが、ようやく上陸をはじめた。昨日放した栄養満点の養殖ガエルと比べると、およそ2週間遅れの変態であり、一回り小さく見える。まだ変態直後なので黒っぽい。これから続々と上陸すると思うとエサが足りる…

卵から水槽に分けて、オタマになったら毎日ほうれん草を食べさせ、飼育箱に入れてからは二週間ショウジョウバエを集めたが、それを食べたかどうかは分からない。その六匹の養殖カエルが、立派な亜成体となり、ようやくヤマアカガエルと判定できるようになっ…

キウイを伐採した跡地(1�)をビオトープに加え、カエルが飛び出さないように高さ60cmの網を張った。本来の趣旨からすれば網を張るべきではないのだが、ここから出たら自活できる環境がほとんどない都会でカエルを放し飼いする以上、仕方がないと思う。…

今まで何回か池の中で垣間見た親のヤマアカガエルを、急遽保護したおかげでゆっくり見られる。イモリと一緒に大きな水槽に入れたが、やはり石の裏に隠れてしまった。無理やり石をどけてアップで撮った。

たった4mmほどのキウイヒメヨコバイに栄養を吸い取られ、すっかり衰弱したキウイの大木をとうとう伐採してもらった。キウイの根元には大小の植木鉢が散乱していたので、朝方片付けていたら、アカガエルが突然飛び出してきた。ここ2ヶ月ほどほとんど見か…

アカハライモリの「アカ」とは芸のない名前だが、四匹の中では最も赤い。アカハライモリはニホンイモリとも言い、日本固有種で東北から九州まで棲息している。ほかに奄美・沖縄には、シリケンイモリというオレンジ色のイモリもいる。アカハライモリは、腹に…

イモリの名前を考えていたが中々決まらない。背中が黒く腹が赤いので、アカハライモリともいわれるが、そのアカハラ模様の単純な見た目で付けることにした。最も赤いものを「アカ」、最も黒いものを「クロ」、黒模様が赤い海に島のように浮いているものを「…

ビオトープにガガンボがやって来た。ガガンボとは蚊の母さんという意味で、蚊が姥がなまってガガンボとなったといわれている。平均体長は15mm、開張35〜40mmだが、足が20〜40mmほどあって蚊のおばけといえよう。ひょろひょろ飛んできて捕ま…

先週二回目の放流をするときに、池からオタマを採るのに手間取ったが、その際ほかにもいろいろな生き物が取れた。中央池からは、メダカが3匹、ヌマエビが7匹、カゲロウの幼虫が2匹、モノアラガイが大小で20匹、他にワラジムシに似た名前の分からない虫…

ホウレンソウで育てたカエルはとうとう六匹となり狭い飼育箱に一緒にした。メロンに群がっていたアリは一晩で消え去った。ショウジョウバエは庭のメロンに集まっていたので、庭のメロンをすべて処分したら、飼育箱に少しは戻ってくるようになった。オタマが…

飼育箱の五匹のカエルは天井の窓を開けると元気よく跳ね回る。カエルを入れる前には、置いたメロンにショウジョウバエが数十匹と群がっていたが、カエルが増えてきたらほとんど寄り付かなくなってしまった。カエルが何度も飛びついて逃げてしまったのだろう…

また一匹カエルになった。かなり手足の指が長く、吸盤もあるのでガラスを登っていく。腹が見えるので写真に撮ったが、アマガエルや他のカエルと同じように白いだけで特徴はない。これも飼育箱に移した。大きな水槽には手足の生えたオタマが一匹になった。水…

アカガエルは続々と言いたいところだが、水槽でホウレンソウで養殖して育てたオタマ11匹のうち5匹は二回目の放流で川に返した。残りの6匹のうち四匹がカエルになったが、あと二匹は大きな水槽でカエルになろうとしている。四匹は小さな飼育箱で生きるか…

2号、3号、4号とカエルは四匹になった。玄関先に置いてある、30×40×20cmの飼育箱に一緒に入れたが狭く感じる。いざとなると20cmは跳ぶからだ。しかし、餌のハエを絶え間なく供給するには、天然のショウジョウバエを寄せ集めるこの方法しかな…

現在残ったオタマの数は推定で左池20+中央池50の計70匹だが、あくまでも推定の域を出ない。5月3日の一回目の放流後の残りは、左池70〜100、中央池170〜200いたはずだ。昨日採ったのが25と50匹で、水草や岩が邪魔して全てを浚ってい…

小さなカエルはとても可愛らしいが、生きた餌しか食べないので悩ましい。飼育箱に入れたメロンにはショウジョウバエがたくさん群がっているのだが、カエルはそっぽを向きっぱなしなので食べているのかどうかは分からない。手足が出たオタマは3匹になった。…

1cmあった尾も一晩でなくなり、とうとうカエルになった。産卵からちょうど2ヶ月かかった。水槽でホウレンソウをたっぷり食べて一番早く成長した。昨夜はヤモリと一緒にしたので、食べられてしまったかと心配したが、岩陰に隠れていた。手の出たもう一匹…

毎日観察しているのだが、昨日所用で遅くなり今日見ると、すでに手の出たオタマがおり、尾も短くなっていた。昨日手が出たとすると、一番早く足が出たのが25日だから最短で8日かかった計算になる。全ての足が出たのが一両日だから続々とカエルになってし…

キウイの被害が大きいので、残念だが伐採することに決心した。半坪ビオトープの上に小さなキウイ棚がある。そこまで含めた全景写真を記念に撮った。キウイの本体は我が家の壁を這い上がって広がっていて、空を伸びる枝が隣家によく届いたものだが、その心配…