半坪ビオトープの日記

イモリの「アカ」

アカハライモリの「アカ」とは芸のない名前だが、四匹の中では最も赤い。アカハライモリニホンイモリとも言い、日本固有種で東北から九州まで棲息している。ほかに奄美・沖縄には、シリケンイモリというオレンジ色のイモリもいる。アカハライモリは、腹に模様もなく真っ赤なものや、背中にすじのある固体など、地域変異や個体変異が大きい。大きく、東北・関東・西日本・中間型・九州などのグループに分けられることもある。腹の模様は遺伝し、事実、この四匹の模様はほとんど似ているので兄弟と見られる。背中から見るとほとんど見分けがつかないが、最もすらりとしている。