稚内港北防波堤ドームは、稚内港の防波堤の役割及び、稚内と樺太を結ぶ鉄道連絡船(稚泊連絡船)の桟橋から駅までの乗り換え通路を兼用するために、1931年から五年かけて建設された。その後、稚内桟橋駅が開設され、乗客はドーム内を歩いて桟橋に待つ連絡船に乗り込んだ。
終戦後、線路は撤去されたが、防波堤の機能は維持され、1981年に全面改修された。現在は北海道遺産に指定され、周辺は整備されて公園となっている。
夕食は、郷土料理店:北の味心竹ちゃん。生牡蠣は確か厚岸産だったと思う。新鮮で美味しい。
こちらは生タコの唐揚げ。この店はタコのしゃぶしゃぶが結構人気だそうだが、唐揚げもうまい。
翌朝は雨も上がり青空が見えたので散歩に出かけた。市街地の西の高台に広大な稚内公園がある。公園の北には氷雪の門があり、中央には開基百年記念塔が建ち、北方記念館もある。公園の入り口には北門神社が鎮座している。
石段を上って一段高い境内の右手奥に社殿が建っているが、左手には小さな稚内稲荷神社が建っている。祭神として宇迦之御魂神を祀る。
右に参道を進むと、青銅製と思われる大きな鳥居が建ち、奥正面に北門神社の社殿が鎮座している。