半坪ビオトープの日記

大山ケーブルカー


11月下旬にいつもの遊び仲間と丹沢の大山へハイキングに出かけた。伊勢原からのバスの終点辺りでは、すでに紅葉シーズンを迎えて、色とりどりに色づき始めていた。

だがバス停の手前を見ると、日当たりが悪いのかまだまだ始まったばかりである。

バス停からケーブルカー乗り場まで362段の石段の参道が続く。こま参道と呼ばれる参道の両脇には伝統的な大山独楽やキャラブキ、大山豆腐などのお土産屋や豆腐料理の店が並ぶ。

ようやく15分ほどで、大山ケーブル駅に近づいてきた。

11月下旬ではすでに紅葉も真っ盛りで、深紅に染まった紅葉が鮮やかである。11月15日〜24日には、ライトアップも行われていたという。

ケーブル駅の手前左側に根之元神社が建っている。祭神として磐折神(いわさくのかみ)、根折神(ねさくのかみ)、石筒之男神(いわつつのおのかみ)を祀っている。古事記によると、伊邪那美命が火迦具土神の災難により亡くなった時、伊邪那岐命は火迦具土神を切ったが、その刀の先から生まれたのがこの三神である。

大山ケーブル駅から阿夫利神社駅まで標高差280mを約6分で上る。途中駅の大山寺駅で下車することもできる。

ケーブルカーを使わずに歩いて登ることもできる。下社まで男坂で30分。大山寺を通る女坂でも40分で着く。阿夫利神社駅から晴れていれば江ノ島方面が見えるという。