半坪ビオトープの日記


先月下旬に友人と連れ立って神代植物公園深大寺をのんびり散策した。まだ肌寒い雨上がりだったが、昼食後には日帰り温泉も計画しているので足取りは軽い。
神代植物公園は、昭和36年に開園した都立唯一の植物公園で、面積は48.6万㎡あり、園芸品種を主として約4800種類、10万本・株の樹木が植えられている。

正門から入って右手の大温室に向かう。すぐ道端に梅の花が咲いていた。今年は寒さで梅の開花がひと月ほど遅れているという。これは比較的早咲きの「白難波」であり、野梅系の八重咲きである。

大温室の向かいには広々としたバラ園がある。約400種類、5000株以上のバラが植えられ都内最大という。

大温室には熱帯の花木室、熱帯スイレン室、ベゴニア室などがあり、650種、8500本・株の植物が花の散歩道を作っている。

大温室の入口に「姫イチゴの木」がある。ツツジ科アルブツス属のヒメイチゴの木(姫苺の木、Arbutus unedo) は、南ヨーロッパ原産の半耐寒性常緑中低木で、スズランのような花を咲かせ、はちみつのような甘い香りがする。果実はジャムや果実酒に利用される。