半坪ビオトープの日記


アセビドウダンツツジに似た白い筒型の花と橙色や赤色の実がなっているこの木は、ツツジ科アルブツス属のヒメイチゴの木(姫苺の木、Arbutus unedo 'Compacta') という園芸品種である。。
南ヨーロッパ原産の樹高3m以上になる耐寒性常緑中低木だが、矮性のコンパクタという品種がヒメイチゴの木という名で出回っている。

花期は10〜12月。ヤマモモの実に似た径2cmの果実は、緑→黄→橙→赤と、翌年の秋にかけて次々に色づいていくので、面白いことに秋には花と実が同時に楽しめる。
皮はタンニン原料になるほか、果実はジャムや果実酒に利用される。