半坪ビオトープの日記


月初めに、町おこしのテーマとして昭和レトロタウンをうたう青梅駅周辺を散策した。改札口にはバカボンのパパが逆立ちで迎えてくれる。

青梅宿銀幕街道とも呼ぶ旧青梅街道沿いには、名作クラシック映画の看板があちこちに立ち並んでいる。
シネマチックロード見て歩きマップによると、映画の看板は全部で100枚ぐらいあるそうだ。駅構内にも何枚か掲げられている。

駅から5分ほどで昭和レトロ商品博物館に着く。昭和30〜40年代の頃の紙芝居、お菓子、おもちゃ、薬、ドリンク缶などの懐かしい生活雑貨を処狭しと陳列している。2階には小泉八雲作の「雪女」の原点が、青梅に伝わる伝説にあったという資料の展示もある。

すぐ隣には青梅赤塚不二夫会館がある。昭和を代表するギャグ漫画家、赤塚不二夫の原画100点や、著名人との交遊を物語る写真などの資料が展示されている。

道路の斜向いには昭和幻燈館がある。かつて青梅にあった映画館の看板絵師だった久保板観による映画の看板と、映像美術などの造形を手がける山本高樹によるジオラマで、消え行く昭和の縁日風景や裏町の面影などを再現している。

これは広島の見世物小屋の様子である。