この風変わりな花は、ヘーベ属の園芸品種で’エトリック・シェパード’(Hebe 'Ettrick Shepherd') という。高さは90cmほどになり、花期は6〜7月。
ゴマノハグサ科ヘーベ属の花は、オーストラリア、ニュージーランド、南アメリカなどに75種ほど分布する。属名は、ギリシア神話のゼウスとヘラの子、青春の女神ヘーベの名にちなむ。
ヘーベ属の花は白色が多く、淡紫色の花もいくつかある。この’エトリック・シェパード’の花は、初め紅紫色だが後に白色に変わっていき、色の変化を楽しめる。