半坪ビオトープの日記


番所とは警備の詰所のことで、百人番所、同心番所と大番所の三つが残っている。
番所は中之門の内側に設けられ、他の番所より位の高い与力・同心が警備していた。

この長い建物は百人番所江戸城の正門だった大手門から本丸に入るときの最大の検問所で、大手三之門の前に設けられた。鉄砲百人組と呼ばれた、甲賀組、伊賀組、根来組、二十五騎組が昼夜交代で守備にあたり、各組に同心が百人ずつ配属されていた。

同心番所に詰めていた同心は、主に登城する大名の供の監視に当たっていた。

明暦の大火以前の江戸城本丸を描いた江戸図屏風によって、当時の様子がうかがえ、松林の中に松の廊下があったことがわかる。

この大きな電燈は、皇居正門石橋に明治21年から置かれていた旧飾電燈である。現在その場所にはこれとそっくりの電燈が置かれている。